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2005年11月19日 (土)

ラムネ 第5話「星空と望遠鏡」

 なるほど、これが鈴夏の威力か。

 女の子の中では一番身体も大きいし、柔道をやっていたりもするけど、精神的に一番幼いのも鈴夏。声も幼い声だしね。このギャップが何とも言えずかわいらしい。ぽんこつ七海がちゃんとお姉さんしてます。

 ちっちゃな従姉妹、ひかりが面倒見のいい姉御キャラというのとも対照的です。ひかりが悩む鈴夏の事を姉御らしく励ましてあげる訳ですが、二人が立ち上がった際の身長差が、これまた今までの会話とギャップがあって、なかなか面白い。

 今週はぽんこつはお休みかなあ、と思っていたら、次回予告で来ました。
「てれりこ、てれりこ〜」
本当に期待を裏切りません、このアニメは。

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2005年11月14日 (月)

D.C.S.S. 第20話「戻らない季節」・・・と戯言

 今回の見所はみっくんとともちゃんのアイキャッチ!

 えー、あまりにも予想通りの展開なのですが、なんか順番が違う。アイシアが暴走するならさくら登場前にするべきでしょう。さくらに「魔法は危険」と言わせながら、なおかつその後にアイシアを暴走させるという順序にしてしまったばかりに、みんなは不可解なほど言葉足らずだし、アイシアの思い込みは単なるおバカにしか見えない。アイシア暴走後に満を持してさくら登場となれば、なかなかのカタルシスが得られたのではないかと思うのですがね。(あ〜、カタルシスがあるのは別の魔法少女アニメか)
 まあ、前回と同様、以前と変わらないさくらには今回も癒されましたが。

 さてそんな事はさておき本題に入ると、やはり僕は音夢が怪しいと思うのですよ。
 さくらと純一が絡んでも嫉妬しないし、あまつさえ一緒に食事に行けと純一をけしかけるとか、やけに物わかりが良い。純一と二人だけの夏休みを迫った割に、しょっちゅう研修に出かけるという行動も不自然です。更に言うと、病弱であった筈の音夢が、2年の間に見違えるように健康体になるというのもおかしな話です。
 これはやはり、前々から僕が疑っているように、「音夢偽物説」の信憑性がますます高くなっているのではないでしょうか?
 僕の推理はこうです。

  • 今純一の前にいる音夢は、天枷研究所で作られたロボットである。
  • しばしば研修と称して外出するのは、研究所でメンテナンスを行うためである。
  • 昭島先生はロボ音夢のお目付役で、たまにネジを巻いている。

 そうなると、本当の音夢はどうなったのか、純一以外の人たちはロボ音夢だということを知っているのか、という疑問がわいてきます。

 一つ目の疑問に対して、まず音夢の看護学校行きを疑ってみる必要があります。
 第一シーズンのラスト、音夢は校門の前で確かに風見学園本校の制服を着ていました。ということは、本校へ入学後、看護科のある高校に転校したという事でしょう。また「あれから2年」というフレーズが繰り返されていましたが、今からちょうど二年前という事は、夏休み、つまり一学期終了後に転校したという事になると思います。しかし、普通科から看護科への転校・編入がそんなに簡単にできるものなのでしょうか?
 また仮に編入ができたとしても、少なくとも3年間は通常の高校と同じ様にみっちりカリキュラムが組まれている筈です。たったの2年で研修医として風見学園に派遣されるということがあり得るのでしょうか?
 これらから推察できる事は、

「音夢は看護学校(もしくは看護科のある高校)に行っていない」

という事です。

 では、本当の音夢はどこで何をしているのか? 

 ここでヒントになるのは、音夢の手紙です。DCSS第一話の冒頭、音夢の手紙と思われる独白が流れていました。DCゲーム版をやっている人だったらピン と来たと思いますが、あれは永遠の別れの挨拶です。さくらの様に海外に行くのならいざ知らず、単に島を出て看護学校に行くにしては大げさです。ということはやはり、あの手紙を書いた時点で音夢は死を覚悟していた、といえるでしょう。

 しかしながら、音夢が既に死亡していると考えるのは、早急すぎるでしょう。現時点では、ロボ音夢が登場した事から推測するに、かつての美春と同じく天枷研究所にほぼ意識不明の状態でいるか、もしくは水越病院の病室にいると考えるのが妥当でしょう。いずれにしても、彼女の元からの病気が原因で、今現在は面会謝絶状態になっていると考えられます。
 なるほどこうなってくると、純一に対して2年間手紙がなかったのもうなずけます。実際に音夢は手紙を書ける状態ではなかったわけです。昭島先生が音夢が書き溜めていたと指摘した手紙は、昭島先生とロボ音夢により後付けで作られた物と考えて間違いないでしょう。

 ではみんなはどこまで知っているのでしょうか?

 おそらく今回の企みについて、関係者である天枷美春、水越萌・眞子姉妹は知っているでしょう。親友である筈の眞子・美春と、音夢がそれほど旧交を深めているという風に見えないのはそのためです。彼女たちは最初から知っていたのです。とは言いながら、音夢再登場の際の美春の喜びは、ロボットだろうとなんだろうと、あこがれの音夢先輩と再会できる、という彼女の純粋な気持ちだろうと思います(あのときようやく、ロボ音夢の開発が完了したのでしょう。ついでに言うと、音夢の胸が成長していないのも、2年前の音夢をベースに開発されたからです)。
 杉並は非公式新聞部として動いており、そろそろ真実にたどり着いているかもせいません。芳乃さくらは外国に行っている間の事ですので、おそらくまだ知らないでしょう(近いうちに気づくと思いますが)。月城アリス、彩珠ななこ、胡ノ宮環、工藤叶については、不明です。

 問題は、白河ことりです。

 彼女の場合、姉の暦先生が天枷研究所の関係者であるため、全てを知っている可能性もあります。しかし暦先生は結婚後恐らく家を出ており、ことりと話をする機会も減っているでしょうし、教職を離れて子育てをしていることから、天枷研究所とも疎遠になっている可能性があります。
 音夢が表れた瞬間のことりの驚き、そしてその後の失意の表情から察するに、やはりことりには真実は知らされていない、と見て間違いないと思います。

 では、肝心の純一はどうなのでしょうか? 彼は音夢がいなくなった二年前に何を見て何を知ったのか、そして何を考え、どのような行動をとってきたのでしょうか?

 実はそこにこそ、朝倉純一サポート部隊が結成された謎が隠されていたのです。
(・・・疲れたので、以下次号。)

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2005年11月12日 (土)

ラムネ 第4話「自治会長とごほうび」

 幼い弟たちの面倒をみる多恵先輩を見て、ホーヘンベルクを思い出してしまいまいました・・・・orz

 しっかり者でいつもジャージしか着ていない自治会長、石和多恵先輩のお当番で、七海の出番は今回はちょっと少なめ。
 それでも健次に頭をナデナデされて、恥ずかしがりながらも嬉しそうに「ふに〜」とつぶやく七海に、すでにお腹いっぱいです。
 しかしこれが実は伏線になっているとは思いもよりませんでした。「ラムネ」で伏線だなんて・・・・

 いつもがんばっている多恵先輩が欲しかったのは、ごほうびのキャンディーなんかではなくて、弟たちがしてもらっているように、お父さんに頭を撫でてもらうことでした。
 健次に頭を撫でてもらい、嬉しくて涙してしまう多恵先輩。
 「お願い、もう少し続けてくれるかな・・」

 このアニメの場合、これで健次にフラグが立つような事はないのでしょうが、心温まる女の子との触れ合いという感じで、なかなか良い話でした。
 ToHeartのアニメの第一期と似た感じがします。(ナデナデ・・も)

 今回は浜辺でのゴミ拾いのシーンが、小粒のギャグが効いていて楽しかったです。なぜか常に大物を掘り当ててしまう健次とか、ゴミ袋からぽろぽろゴミをこぼしているの気づかない七海のぽんこつぶりとそれをフォローしている健次だとか、ひかりにちょっかいを出して足蹴にされ、仕舞にはゴミ袋でスマキにされる端野だとか。

 ところで、今回ようやく健次の父親の正体が教師だと言うことを理解。そういえば前回も出てましたね。妹の鈴夏は父親に柔道を習っている訳ですね。背が高くてナイスバディの妹というのも、意表をついた設定。次回は鈴夏の話らしく、期待。

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ラムネ 第3話「ちっちゃなイトコと花火」

 今期は「ラムネ」があれば生きていけそうな気がする(笑)。

 今回は健次のイトコのひかりが登場。たしかに背の高さを比べて見ると、鈴夏より低い七海より更に背が低いのですが、あんまり「ちっちゃなイトコ」という風には見えませんね。

 このイトコ、どこかのイトコの様に幼なじみとお兄ちゃんを争う訳でもなく、はたまたどこかのイトコの様に義妹と修羅場を繰り広げる訳でもなさそうです。健次と七海の仲があまり進展していないのが気になるらしく、二人のきっかけ作りに余念がありません。いいイトコ/わるいイトコで分類すると、明らかにいいイトコです。
 このぬるい人間関係こそ「ラムネ」。期待を裏切りません。

 相変わらず七海がかわいいです。
 今回のポイントは、いたずらっぽく健次のまねをする七海。

 「もう持ってねえって、ヤドカリなんか」
 「もうもってねえって、やどかりなんかぁ」
 「オイ、七海」
 「おい、ななみぃ〜」
 
「東京特許許可局許可局長」
 「うぇ、えっと、東京とっきょときゃきょ・・きょきゃ・・」

 あっけなく健次の早口言葉の前に敗退。
 でもいいいんです。ボケボケでもぽんこつでも、決して負けずに健次に立ち向かう七海が好きです。

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2005年11月 7日 (月)

Canvas2 ~虹色のスケッチ~ 第6話「誘惑のエメラルドグリーン」

 ツンデレ朋子のゴスロリ水着!!! ピンクのペディキュア!!!
 しかも足首にリボンなんていう、僕の弱点を突いてくるとは!!!
(前回前々回と感想を書いていませんが、しっかり見ています。ツンデレ属性はないのですが、デレ分80%のツンデレ朋子はかなり良いです)

 今回は女の子のお当番が一巡して、エリスメインの話でした。
 せっかくの水着持参の研修旅行なのに、教師と生徒という壁に阻まれて、なかなか思うように浩樹と二人になれないエリス。一方教師という間柄、旅行中常に浩樹と行動を共にする霧。いつものパワーバランスが、逆の方向に振れてしまったみたいです。(学校は霧、家はエリスという棲み分けだと考えれば、当然学校の延長である研修旅行では、圧倒的に霧が有利な訳ですな。旅行だと思って浮かれてる場合じゃなかった訳だ、エリスは)
 エリスは、浩樹の目の前で別の男の子に声をかけてみたり、こっそり二人の後を追ってみたりと、霧と浩樹の様子が気になって仕方ない様子。
 夕暮れの神社で霧と浩樹の幼なじみぶりを見せつけられ、思わず涙してしゃがみ込むエリス。今までのエリスの行動からすると意外でしたが、彼女のいじらしさと同時に、トラウマを抱える彼女のネガティブな面が表現できていたと思います。

 次回予告を見ると、どうやら橋爪彰太君にエリスのフラグが立つようですが、橋爪君のぞんざいなキャラデザインは、どう考えてもかませ犬キャラですな。残念ながら(笑)。

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D.C.S.S. 第19話「さくらの言葉」

 とりあえず前シリーズと変っていないさくらに一安心。

 冒頭、純一のベッドに不法侵入するさくら。これこれ、これですよ。そして定番通り、タイミングよく音夢登場。いやあ、なにごとも基本が大切ですよ、基本が。
 前回は裏モードにならなかったけど、今回こそ・・・って、やはり微笑む音夢。
 だから、いったいお前は誰だ?

 そんな中でも、さくらとアイシアの音夢の料理に関するコントはお約束でよかった。

 さくら登場で、なんとか面白い展開になりそうですが、どうもさくらとアイシアを中心とした「魔法と幸せについてのお話」っぽい。DCに期待しているものとは全然違うんですけどね。いやいや、ここできっとメインヒロインのことりが絡んできてくれる筈。

 次回予告のアイシア。
「ことりは教えてくれますか? 私の知らない、その頃のすべてを」
 えっと、そう来ましたか。ことりを出してくれるの嬉しいけど、明らかに訊く人を間違っていますね、アイシアは。
 それこそ、美咲に訊きなさい、美咲に。

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2005年11月 5日 (土)

D.C.S.S. 第18話「桜色の蜃気楼」

 ようやく、さくら登場!
 個人的には特に思い入れがあるキャラではないのですが、彼女の喋りはなごむなー、やっぱり。

 前半、例によって女の子キャラの個性を描く訳でもなく、ゾロゾロと歩いているだけという展開。単なるサブキャラの一人に成り下がってしまったことりの様子に、しょんぼり。いやそれより、なんでこの展開に杉並を出さないのだ?

 ラスト前、再会した純一に久しぶりに「充電」をするさくら。
 音夢の前でそんな事して、お約束の展開か!? と期待していたのに、優しく微笑む音夢。
 ・・・マジ、不気味でした、このシーン。
 ここで裏モードにならない音夢は音夢じゃない。お前は誰だ? 誰も気づいていないが、音夢のフリをしている別の何かだろ?

 桜が枯れたままなのに、なぜさくらが幼女の姿をしているのか納得がいきませんが、まあもういいです。純一のサポート部隊が何故結成されなければならなかったのかという謎に比べれば、たいした問題ではないです。

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