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2006年3月30日 (木)

灼眼のシャナ 第24話「紅蓮の想い」

 原作は未読ですが、世界設定や登場人物たちをなかなか魅力的に描く事が出来ていたと思います。用語が難解だと云う意見も感想サイトでは見られましたが、僕はすんなりとなじむ事が出来ました。むしろ、その独特の音感が心地よかったおかげで、シャナの世界にのめり込む事が出来たのだと思います(単に音だけ聞いて、意味はスルーしていたともいう)。
 まあ結論を言うと、シャナが舌足らずな口調で、難しげな用語を口にするのがとても良かったという事です(笑)。

 惜しいなあと思うのは、ちょっと詰め込み過ぎ感があったところ。
 どの敵キャラも個性的ではあったけど、あまりにもあっけなく退場していったという印象があります。
 このあたりは難しいところですね。おそらく想像するに、原作シリーズの魅力のひとつは多彩な敵キャラと登場人物にあるのでしょうから、あまり一人一人の敵との戦いをじっくり描いていたら、原作の魅力を十分に伝えきれないでしょうし。

 ラストは、戦いも恋の勝負もまだまだこれから、という感じでやけにすっきりしていましたね。すっかり影の薄くなった池君も出ていました。

 で、次は劇場版ですか。最近は何でもOVAという風潮の中、珍しいですね。
 確かにシャナは劇場サイズ向きかもなあとも思いますが、さすがに映画館に行く気はないなあ。TVシリーズでも続きをやってくれないかなあ。
 ヘカテーが出るのであれば、間違いなく見ますんで。

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2006年3月28日 (火)

おねがいマイメロディ 第51話「タクトがふれたらイイナ!」 第52話「夢の歌がとどいたらイイナ!」

 いよいよ完結しました、日曜朝の神アニメ、マイメロ。
 最終回に向けての展開も相変わらずのマイメロクオリティーなので、安心してみる事が出来ました。
 それでは感想を2話まとめて。

「第51話 タクトがふれたらイイナ!」
 ギャグ的には51話がクライマックス。
 この緊急事態に、ナスビの神様ってどういうことですか(笑)。大体バクは自分がナスビと認めてしまっているし。
 NASAのクライシスレベル最高レベルは「ムリ」。「地球を救えたらイイナ!」で最高レベルまで行かなかったので、なんだろうと思っていましたが、つーか、こんなギャグに伏線を張るか、マイメロスタッフ(笑)。
 さすがにクライマックスではまともになるだろうという大方の予想に反して、美紀のポエムは結局電波ポエム。奏と琴が地球滅亡を確信したにも関わらず、みんなで夢防衛少女隊に変身して歌います。ものすごーく嫌そうな表情の奏と真菜が面白い。
 そして重くてタクトが振れないマイメロに対して、この期に及んで特訓。見事1年間の特訓を終え、みんなの元に戻ると世界は滅びていました・・・・・相変わらず無茶します、マイメロメロギャグは(笑)。

「第52話 夢の歌がとどいたらイイナ!」
 今までありとあらゆるものを餌食にしてきたマイメロの「お願い」。最後のターゲットは、視聴者だった!
 メタ展開キタコレ!
 いや、単にお願いだけだったらいかにも子供向けアニメ的なんだけど、直後にテレビが映されるシーンは明らかに狙ってるでしょ。(ギャラクシーエンジェルでも似たようなシーンがあったような)
 んでもって、無事に電波ソングでダーちゃんを駆逐する訳ですが、最後に締めたのはマイメロママ。ママン怖いよママン。

 柊は、結局妹属性オチ。前回おいしいところを真菜に取られてしまった駆も、ようやく活躍できたし、新シリーズに無事駆ルートが持ち越されました。よかったよかった。

 そして最後はみんなで温泉。何故温泉?
 ここでもマイメロママとルミちゃんの黒い会話が面白すぎ。
 絶対この二人、マリーランドを影で操ってる。

 ・・・・といったところで、何事もなかったかの様に次回予告をやっていましたが、一応最終回で一区切りを迎えたマイメロでした。
 僕が云うまでもないのでしょうが、マイメロは本当に凄いアニメでした。何がどう凄かったのか、そのあたりをまとめ記事で別途書きたいと思っています。

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2006年3月12日 (日)

おねがいマイメロディ 第50話 「センパイを救えたらイイナ!」

 いやもう、マイメロ凄すぎです。前回の予告を見た時は、ここまで素晴らしい展開になるなんて、予想もつきませんでした。
 今までのカオスキャラ総出演。谷口君もうどー君も、お天気お姉さんも白山も、みんな勢揃いで懐かしすぎます。今まで見ててよかったよ!
 菊池も久しぶりに登場。ちょっとは奏にいいところを見せられたか?
 そしてそして、最大のクライマックスで、クルミ・ヌイ登場! クロミの柊を想う気持ちが報われたこの瞬間に、思わずジーンと来てしまいました。

 とはいうものの、こんな大感動巨編の中でも、カオスなギャグを散りばめるのを忘れないのがマイメロの更に凄いところ。

 ハリネズミ君のコロリ、マイメロママの格言、クロミノートがことごとく中断されるという、繰り返しギャグへ変化球を投入して笑いを取るあたり、ただ者ではない。

 リアル裸バイオリンの柊に対して、「先輩さん、さむくない?」
相変わらず空気の読めないマイメロ。落下する歌ちゃんを救おうと空中ダイビングし「あ、傘持っていない」という大ボケをかまします。

 お約束の「ヤーン」で次回に続くとは思いませんでしたよ!

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