2006年4月 5日 (水)

マジカノ 第13話「最終回ってマジですか?」

 ヒロイン達がことごとく汚れ役という、素晴らしいアニメでした(笑)。

 あゆみと舞夏の毎日の小競り合い(ていうか妖怪大戦争。野川さくらと中原麻衣の壊れっぷりがスゴイ)とか、ゆり会長の妄想タイムとか、ウィッチハンター真鈴の極貧話とか、ターミネーター・リカとか、千秋の食い気とか、毎回毎回懲りずに同じ事を繰り返している彼女たちを見ているだけで楽しかったです。

 しかしなんと云っても特筆すべきは、吉川冬乃@金田朋子の怪演技でしょう。
 いやもうね、彼女が口を開くたびに、画面の前で爆笑していたのですよ。何云っているのかさっぱり分からないのですが(笑)

 最後はなんだか強制的に巻き戻ってしまいました。季節外れネタをものともせず、無理矢理一年間進めたのは、このための伏線だったのですね。(なるほど、この仕掛けがあれば、永遠の学園生活を矛盾なく描けるのか・・)
 エンディングで今までのシーンを高速巻き戻しをしていくのも面白かったです。(そうめん吐いているし!)

 1月から始まったアニメの中では、文句無しに一番楽しめました(ホント、一話で切らなくてよかった・・)。是非とも続編をやって欲しいですね。
 今期はほぼシリアスキャラを演じていた魔宮みちるの、汚れ役っぷりを見てみたいです。

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2006年4月 3日 (月)

かしまし~ガール・ミーツ・ガール~ 第12話「やがて恋が始まる」

 正直シリーズ後半から飽きてしまっていて、ラスト3話目ぐらいで切ろうかと思っていたのですが、結局最後まで見てしまいました。
 ・・・が、やっぱり見なくてよかったみたいです。

 「かしまし」の最大の売りである「はずむは元男の女の子」だっていうところの描き方が、僕としては興味を持続できなかった要因です。
 普通の男と女の関係であれば、三角関係にもっと緊張感があったでしょうし、逆にガチのレズ話であればもう少し背徳的な緊張感があったでしょう。どうもこの三人の関係は恋愛関係に見えず、単に女の子が友達を取り合っている位にしか見えませんでした。
 また、はずむは男から女への変化したわけですから、肉体的・精神的な戸惑いだとか、周囲との関係の変化をもっと描けた筈です。まじめな意味で、正面から性をとりあげ、ストーリーに絡ませていった方が良かったのではないかとも思います。

 んなわけで、最後に「あのね」とか云われても、もうどうでもいいやと思ってしまいました。

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鍵姫物語 永久アリス輪舞曲 第13話「A Golden Afternoon」

 なんじゃこりゃ?
 実質の最終回は前回だったのでしょうが、後日談としてもかなり微妙。
 作画は異様に力が入っていて、きらはちゃんも可愛いけど、ギャグの収まりが悪い。

 このシリーズ、最初まあまあ楽しみに見ていたのですが、終盤のシリアス展開になると、とたんにつまらなくなってきました。これも介錯アニメの典型です。なんでつまらないかっていうと、メインヒロインが突然雲隠れして、ストーリーに絡まなくなってしまうんですよね。鋼鉄天使くるみもそうだったし、ワるきゅーレもそうでした。

 でもまあ、代わりにきらはちゃんが出ずっぱりだったので良しとしますか。
 八重歯は正義ってことで。

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2006年4月 2日 (日)

Canvas2 ~虹色のスケッチ~ 第24話「虹色(なないろ)のフィナーレ」

 エリスエンドは良かったけど、あまりにも強引な展開で非難囂々みたいです。
 まあ確かに浩樹のエリス対する葛藤みたいなものが全く描かれていなかったので、なんで最後にエリスに走ったかは不明ですよね。
 でも僕自身はこの最終回を楽しめたし、(いくつか引っかかるところがあったにしても)良かったと思いました。

 おそらく僕は頭の中で勝手に浩樹の気持ちを補完していたのでしょう。

 霧とデートしながらも、本当はエリスが気になってしょうがない筈だ!とか、エリスが独りで海外に去ってしまうのは耐えられない筈だ!、とか。

 これはなにかというと、ギャルゲーをやるようにこのアニメを見ていたという事です。

 浩樹はギャルゲーの中の顔のない主人公にそっくりです。やたら周囲に流されるし、何を考えているか分かりません。でもギャルゲーの主人公はそれでいいのです。プレイヤーは攻略対象のヒロインを既に決めてプレイをしていますので、その文脈においては、主人公のいかなる行動も、全ては目的のヒロインと結ばれるに至るまでの迷いや葛藤として読み取れるからです。

 僕は最初からエリスルートとしてこのアニメを見ていました。僕の中では浩樹の心はエリスルートまっしぐらでした。一方で、霧も浩樹の心にエリスがいるというのを知っていて、それでも彼と付き合うという葛藤を抱えた存在でした。従ってラストは落ち着くべきところに落ち着いた、という感じです。
 逆に霧ルートとして見ていた人たち、あるいはニュートラルに恋愛ドラマとしてこのアニメを見ていた人たちにとっては、ラストの主人公の行動はあまりにも唐突で意味不明でしょう。

 そういう意味で、このcanvas2はギャルゲーを極めて忠実にアニメ化したと云えるかもしれません。
 それが正しいアニメ化の姿かどうかは別として、ひとつのチャレンジだとは思います。
 ただこのようなアプローチを取るのであれば、もっと早めにエリスルートである事を明確にしておいた方が良かったもしれません。主人公の気持ちを直接描かずとも、周囲の登場人物を通して、エリスルートである事を視聴者に伝える事は可能でしょう。なかなか結ばれない主人公とヒロインという物語は、定番ではあるけれど、説得力があります。
 逆にエリスエンド・霧エンドどちらになるか最後になるまで分からない、というスタンスであれば、もっと浩樹の揺れ動く心・葛藤を描写する必要があったでしょう。

 ということで、僕個人的には結構楽しめたcanvas2ですが・・・最後に二つだけ突っ込ませてください。

 美咲菫の歌は唐突です!  あれじゃギャグにしか見えないと、DCSSのことりの時も云ったじゃないですか。
 藤浪朋子の死亡&復活エンドは完全に蛇足。意味不明。趣味が悪い。

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あまえないでよっ!!喝!! 第12話「終わらないでよっ!!」

 悪い意味でなく、いかにも次に続きそうな最終回でした。

 第二シーズンはエロ分をパワーアップしただけでなく、それぞれの女の子たちの成長物語としてもそれなりに見応えがあったと思います。また、新キャラ上野一希も、エロ担当・ライバル担当・終盤ではお笑い担当として、よく動いていました。
 一方でヒロイン千歳の成長が描かれなかったのは残念ですが、きっと次に来るのは彼女の成長物語になるのでしょう。

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2006年3月30日 (木)

灼眼のシャナ 第24話「紅蓮の想い」

 原作は未読ですが、世界設定や登場人物たちをなかなか魅力的に描く事が出来ていたと思います。用語が難解だと云う意見も感想サイトでは見られましたが、僕はすんなりとなじむ事が出来ました。むしろ、その独特の音感が心地よかったおかげで、シャナの世界にのめり込む事が出来たのだと思います(単に音だけ聞いて、意味はスルーしていたともいう)。
 まあ結論を言うと、シャナが舌足らずな口調で、難しげな用語を口にするのがとても良かったという事です(笑)。

 惜しいなあと思うのは、ちょっと詰め込み過ぎ感があったところ。
 どの敵キャラも個性的ではあったけど、あまりにもあっけなく退場していったという印象があります。
 このあたりは難しいところですね。おそらく想像するに、原作シリーズの魅力のひとつは多彩な敵キャラと登場人物にあるのでしょうから、あまり一人一人の敵との戦いをじっくり描いていたら、原作の魅力を十分に伝えきれないでしょうし。

 ラストは、戦いも恋の勝負もまだまだこれから、という感じでやけにすっきりしていましたね。すっかり影の薄くなった池君も出ていました。

 で、次は劇場版ですか。最近は何でもOVAという風潮の中、珍しいですね。
 確かにシャナは劇場サイズ向きかもなあとも思いますが、さすがに映画館に行く気はないなあ。TVシリーズでも続きをやってくれないかなあ。
 ヘカテーが出るのであれば、間違いなく見ますんで。

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2006年3月28日 (火)

おねがいマイメロディ 第51話「タクトがふれたらイイナ!」 第52話「夢の歌がとどいたらイイナ!」

 いよいよ完結しました、日曜朝の神アニメ、マイメロ。
 最終回に向けての展開も相変わらずのマイメロクオリティーなので、安心してみる事が出来ました。
 それでは感想を2話まとめて。

「第51話 タクトがふれたらイイナ!」
 ギャグ的には51話がクライマックス。
 この緊急事態に、ナスビの神様ってどういうことですか(笑)。大体バクは自分がナスビと認めてしまっているし。
 NASAのクライシスレベル最高レベルは「ムリ」。「地球を救えたらイイナ!」で最高レベルまで行かなかったので、なんだろうと思っていましたが、つーか、こんなギャグに伏線を張るか、マイメロスタッフ(笑)。
 さすがにクライマックスではまともになるだろうという大方の予想に反して、美紀のポエムは結局電波ポエム。奏と琴が地球滅亡を確信したにも関わらず、みんなで夢防衛少女隊に変身して歌います。ものすごーく嫌そうな表情の奏と真菜が面白い。
 そして重くてタクトが振れないマイメロに対して、この期に及んで特訓。見事1年間の特訓を終え、みんなの元に戻ると世界は滅びていました・・・・・相変わらず無茶します、マイメロメロギャグは(笑)。

「第52話 夢の歌がとどいたらイイナ!」
 今までありとあらゆるものを餌食にしてきたマイメロの「お願い」。最後のターゲットは、視聴者だった!
 メタ展開キタコレ!
 いや、単にお願いだけだったらいかにも子供向けアニメ的なんだけど、直後にテレビが映されるシーンは明らかに狙ってるでしょ。(ギャラクシーエンジェルでも似たようなシーンがあったような)
 んでもって、無事に電波ソングでダーちゃんを駆逐する訳ですが、最後に締めたのはマイメロママ。ママン怖いよママン。

 柊は、結局妹属性オチ。前回おいしいところを真菜に取られてしまった駆も、ようやく活躍できたし、新シリーズに無事駆ルートが持ち越されました。よかったよかった。

 そして最後はみんなで温泉。何故温泉?
 ここでもマイメロママとルミちゃんの黒い会話が面白すぎ。
 絶対この二人、マリーランドを影で操ってる。

 ・・・・といったところで、何事もなかったかの様に次回予告をやっていましたが、一応最終回で一区切りを迎えたマイメロでした。
 僕が云うまでもないのでしょうが、マイメロは本当に凄いアニメでした。何がどう凄かったのか、そのあたりをまとめ記事で別途書きたいと思っています。

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2006年3月12日 (日)

おねがいマイメロディ 第50話 「センパイを救えたらイイナ!」

 いやもう、マイメロ凄すぎです。前回の予告を見た時は、ここまで素晴らしい展開になるなんて、予想もつきませんでした。
 今までのカオスキャラ総出演。谷口君もうどー君も、お天気お姉さんも白山も、みんな勢揃いで懐かしすぎます。今まで見ててよかったよ!
 菊池も久しぶりに登場。ちょっとは奏にいいところを見せられたか?
 そしてそして、最大のクライマックスで、クルミ・ヌイ登場! クロミの柊を想う気持ちが報われたこの瞬間に、思わずジーンと来てしまいました。

 とはいうものの、こんな大感動巨編の中でも、カオスなギャグを散りばめるのを忘れないのがマイメロの更に凄いところ。

 ハリネズミ君のコロリ、マイメロママの格言、クロミノートがことごとく中断されるという、繰り返しギャグへ変化球を投入して笑いを取るあたり、ただ者ではない。

 リアル裸バイオリンの柊に対して、「先輩さん、さむくない?」
相変わらず空気の読めないマイメロ。落下する歌ちゃんを救おうと空中ダイビングし「あ、傘持っていない」という大ボケをかまします。

 お約束の「ヤーン」で次回に続くとは思いませんでしたよ!

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2006年2月22日 (水)

Fate/stay night 第7話「蠢動」

 困りましたね。今回の見たら、切れなくなってしまいましたよ。

 朝から桜・凛・セイバーの修羅場を見せてくれるし、凛の正統派ツンデレぶりはかわいいし <結局それか

「心配してくれるんだ、遠坂」
「ち、ちがうわよ! 協力関係になったんだから、勝手に脱落されちゃ、予定が狂っちゃうってだけ。それだけだから! じゃあねっ、フン!」

 どうですか、この教科書に出てくるようなツンデレぶりは。
 そのうち、「あててんのよ」とか言いかねないので、油断がなりません。

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2006年2月11日 (土)

灼眼のシャナ 第18話「砕ける願い」

 マッドサイエンティストおやじに云われるまでもなく、なかなか盛り上がってきましたよ! 今回は本当に面白かった。

 二人のフレイムへイズの周囲でニアミスをしてきた悠二と田中・佐藤。

 悠二を巡り水面下で争ってきたシャナと吉田一美。

 田中に対するオガちゃんの想い。

 今までイライラするほどじっくりと伏線を張ってきたこれら全てが、一気に表舞台に飛び出す急展開。これで盛り上がらない筈がない。

 いよいよラストに向けて、お膳立てが調ったというところでしょうか。


 それにしても、純情派ナイスバディの吉田さんもいいけど、やっぱりシャナですね。

 吉田さんと悠二のデートを目撃しただけでもショックなのに、自分の気持ちを素直に表現できないばかりに、逆に悠二を怒らせ、置いてきぼりにされてしまいます。
 ひたすら泣きじゃくるシャナが可愛くて可愛くてどうしようもない。

 その涙を悠二の前で見せる事が出来るようになれば、立派なデレだ。がんばれシャナ!

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